経営戦略 事業計画策定
ブランディング デザイン活用 Webなどのマーケティング戦略
中小企業政策の活用 起業・創業相談
例えば以下のような分野を得意としています。
この他に守秘義務のため公開できないものもございます。
ブランドファインは中小企業のブランディング、デザイン活用の支援を得意としている経営コンサルティング事務所です。
ブランディング、デザイン活用の実行段階では、貴社に合わせたデザイナーや弁理士などの専門家や、 パートナー企業と一緒に支援します。
・デザイナーなどの実務家と組んで戦略の実施まで支援
デザイン経営研究会の代表幹事を務めており、 中小企業診断士、デザイナー、弁理士などほか、中小企業のブランディングに 必要な実務家とのネットワークを有しています。
このため、単なるコンサルティングに終わらず、 貴社に合わせたデザイン、知的財産権、人材育成などの課題に、 各専門家と共同して実際の支援を行います。
・中小企業支援実績が豊富
東京都、神奈川県の中小企業センターの職員や、 中小企業向け経営コンサルティング会社勤務の経験を通じて、 数百社の支援実績があります。
ここはとても重要ですから長文ですが、じっくりお読みください。
よいブランドが経営にプラスであることは間違いありません。
ブランディング会社、広告代理店などはブランド戦略の提案、ブランディングを成果物としています。 そのため、よいブランドができれば、それで良いわけです。
しかし、皆さんはブランド力のある新興企業や、 名門の老舗企業が倒産した例をご存じだと思います。
これらの例は、よいブランドさえあれば、会社は安泰であるという考えが 残念ながら間違いであることを示しています。
ここで考えていただきたいことがあります。
貴社が目指すのは、よいブランドを得ることなのか?それとも会社の成長発展でしょうか?
ブランドの専門家であるブランディング会社や、広告代理店は ブランド戦略について豊富なノウハウをもっているでしょう。
しかし、ブランディング会社や広告代理店のWebサイトなど実績を見て、 美しいロゴマークや、Webサイト、広告キャンペーンなどだけが並んでいる場合は 本当に注意が必要です。
彼らは、よいブランドをつくるためには、○○が必要、 ××が必要、もっと△△に注力すべきだ、とアドバイスしてくれるでしょう。 それらのアドバイスは時間や資金がかかるケースも多いです。
その結果、よいブランドができたのはよいが、 会社の財政状態が悪くなってしまったり、 会社として取り組むべき課題の優先順位を間違えたために、 会社に大きな損失をもたらしてしまったら、大きな問題ではないでしょうか。
ブランドファインはこの点が全く違います。
ブランド戦略・デザイン活用を得意としている経営コンサルティング事務所であって、 ブランドだけの専門家ではありません。
私は極端な話、仮にブランド戦略が失敗しても経営が成功して、 企業が成長発展するなら良いと思っています。
誤解がないようにお話しすると、中小企業の成長発展のためには、 もちろんブランド戦略・デザイン活用がとても重要です。 ぜひ取り組んでいただきたいですし、そのノウハウをブランドファインは持っています。
しかし、私は多くの中小企業の経営をお手伝いする中で、 ブランド戦略・デザイン活用よりも、喫緊に取り組むべき課題がある状況を たくさん見てきました。
その状況では、私はブランディングやデザイン以外のアドバイスをします。 そして状況が整った段階でブランド戦略やデザイン活用の支援を行います。
取り組むべき課題の優先順位、バランス感覚は持っていて、 対処する力を持っているのが経営コンサルタントです。
この点がブランディング会社や広告代理店と決定的に違います。
そもそも、ブランディング会社や広告代理店は、 大きな予算のビジネスにしか興味がないと私は思っています。
彼らは、自社の売上を減らして(小さい予算内で)、 クライアントがそれなりのブランディングができても、商売上うまみがないのです。
これは単純化して数字に置き換えてお話しすると、彼らは、
100の予算で100~120のブランディング成果がでればよいが、
40の予算で40~48のブランディング成果なら面白くない、
と考えるということです。
彼らは、売上が低かったことを一般の外の人たちに伝えることができません。 外へアピールできるのは、ブランディング成果の大きさだけです。
外からは、投入した資金額はわからないのですが、 ブランディング成果の大きさは、なんとなくわかります。
評価されるのは当然、成果の大きいものです。
このような構造では、彼らが提案するものは、 大きな予算を投じて大きな成果を出そうというプランばかりになりがちです。
しかし、私がずっと支援してきた中小企業は、 限られた資金をどう上手く使うか、を必死に考えている方ばかりです。
ブランディング会社や広告代理店が考えていることとは異なります。
このニーズに応えるのが私の仕事です。
経営コンサルティングを行う中で、ブランディングへの人や資金、時間の適正な投資の量を 考えます。得られるブランディング成果と費用のバランスを冷静に考えます。
したがって、会社の規模や状況からして、少ない予算で ブランディングを行うべきだと判断すれば、状況に適した実施提案を行います。
費用は限られているため、大企業のようなブランディングはできないかもしれませんが、 中小企業には中小企業にふさわしいブランディングの手法があり、 それなりの成果を出すことが可能です。
私は中小企業の経営を考えたときに、この考え方が一番だと思っています。
そして、この中小企業にふさわしいブランディング手法は、アメリカから伝わったブランド理論より、 日本での経営コンサルティングノウハウの応用に近い手法の方ががよいという結論に基づいたものです。
このあたりも一般のブランディング会社と異なるところが多いかもしれません。
ブランドファインが目指すものは、あくまで「中小企業の成長発展」です。
ブランド戦略やデザイン活用は、最終的に目指すものではなく、 中小企業の成長発展のために欠かせない要素という考え方なのです。
ブランディングをどうやって進めたらよいかをみなさんにイメージとして持っていただくため、 代表的な4つのブランド戦略フローを書きました。ブランドファインでは、この流れをベースに各企業に合わせたコンサルティングを行っています。
企業ブランディング
製品ブランド開発・サービスブランド開発
ブランドコミュニケーション開発
ブランドマネジメント
企業ブランディングは、まず経営理念からスタートします。
「何のために我が社は存在するのか」という原点をあらためて認識するところからはじめることが大切です。
社内ヒアリングでは、経営トップや社員の方にヒアリングを行い、現時点での企業のブランドに対する考え方、イメージを把握します。またこれから目指す企業のイメージ、あるべき姿もヒアリングします。
貴社の顧客にもインタビューを行い、貴社ブランドがどのように受け止められているのかを調査します。顧客が持っているイメージは自分たちが予想していた結果と異なることが多く、きっと新鮮に感じられるはずです。
経営理念、社内ヒアリング、顧客インタビューをまとめ、貴社のブランドの「今」と目指したい「あるべき姿」を導き出し、今後の経営戦略と総合的に検討して、企業ブランドアイデンティティ(ブランドの核)を作ります。
これにより企業ブランドは経営戦略とリンクし、今後の経営改善の進め方もはっきりします。中長期の経営計画もここまでの土台があるからこそ詳細な計画が立てられるようになります。
ネーミングについては商標登録の可能性やネイティブネガティブチェックなど各チェック項目を慎重に検討して決定します。 決定したブランド名は商標登録を行い、企業ブランドアイデンティティに基づくロゴデザインなどを行います。
社内へのブランド浸透(インターナルブランディング)も必ず行います。
顧客へ届く商品やサービスは社員を介して行われます。外見だけ変わっても中身が変わらなければ、かえって顧客離れを起こすとという逆効果にもなりかねません。
共通の価値観を醸成するために、社員への研修やブランドマニュアル・接客マニュアルの作成などさまざまな手法を通じて、ブランド浸透を図ることが重要です。
製品ブランド開発・サービスブランド開発はアイデアを集め、それらをふるいにかけるところからスタートします。
重要なのは、思い込みによる商品開発を防ぐため、新製品・新サービスのネタ候補を顧客にヒアリング調査することです。
顧客ヒアリング調査(消費者調査)をクリアした新製品・新サービスは、 ブランドコンセプトとマーケティングミックス戦略を決定し、ネーミング、デザインと進めていきます。
デザイナーにはデザインだけでなく、アイデアだしから加わってもらうケースもあります。 製品開発の場合、デザイナーにアイデアだしから加わってもらうと、 今までとは違った視点の商品ができる可能性が高く魅力があります。 ブランドファインは各分野に適したデザイナーを紹介することが可能です。
新製品・新サービスの開発の過程で発生する知的財産権(特許、実用新案、意匠、商標など) は押さえるべきか否か検討し、弁理士を通じて必要な権利を確保します。
ブランドコミュニケーション開発は、ブランドアイデンティティを「適切に」「広く」伝えるための戦術です。
顧客と直接触れ合う最前線であり、ブランドイメージに大きく影響します。
具体的には、販路はどこまで広げるべきか絞り込むべきか、といった問題をはじめ、 価格戦略、広報、広告、パブリシティ、販売促進のあり方や、 Webサイトのデザイン、SEOなど、さまざまな課題を総合的に考えなくてはいけません。
ブランドファインは、これらの課題についてブランディングと経営の費用対効果のバランスを考慮したコンサルティングを行います。 (外部のエキスパートと連携した支援も行います。)
ブランドマネジメントは、使用しているブランドを向上させる活動です。
ブランドをせっかく創っても、そのブランドを守り、育てていくブランドマネジメントを怠ると、 あっという間に顧客からダメなブランドとして認識されてしまいます。
不祥事を起こしたり、品質が低下した名門企業は 無名な会社のトラブルより悪評が広まってしまうのです。
したがって、ブランディングだけでなく、必ずブランドマネジメントを行うのが正しいブランド戦略です。
「品質改善」・・・競合企業との差をさらに広げるべく、品質改善を支援します。 例えばミステリーショッパー(覆面調査員)を利用して改善点の把握や、 新製品・新サービスの提供を検討を進め、品質レベルを上げていきます。
「企業体質強化」・・・ブランドは、企業の経営管理レベルや 企業規模、財務体質などの影響を受けます。顧客から見て好ましい組織づくりや人材育成、 財務強化などを経営コンサルタントとしてアドバイスします。
「リスクマネジメント」・・・災害や事故、情報漏えいなどのリスクに対して リスク回避、低減、受容などの対応策を決め、 危機管理の失敗によるブランド失墜を最小限に食い止めます。
「顧客調査」「ブランドリポジショニング」・・・顧客へのアンケートや ヒアリングを通じてブランドの現状を把握します。また、市場環境を考慮したうえで、 ブランドのポジショニングを見直すかどうかをアドバイスします。