経営コンサルタントとデザイナーを使い分けたD社
情報通信業D社 神奈川県
D社はシステム開発、パッケージソフトの開発販売をしています。 パッケージソフトの販売促進ツールの見直しを行いました。
このケースではデザイナーを起用する前に、訴求ポイントの見直し・整理をD社と一緒に行っています。 これまで行ってきた商談や顧客の評価を元に、訴求ポイントの優先順位をつけたのです。
訴求ポイントの見直し・整理は、実は自社で行うのが意外と難しいものです。 自分のことを客観的に見るのは、なかなかできないものです。
確かに、D社も自分たちで開発した製品が他社より優れている点はよく知っています。
しかし、D社製品は優れた点が多くあるために、 それらをすべて訴求すると、かえって情報の詰め込み過ぎになってしまい、 数秒で情報を取捨選択されてしまうチラシやWebサイトでのトップページの訴求にはマイナスなのです。
この状況では、これまで購入してくれた顧客が魅力に感じたポイントを把握し、 優れた点の中でも優先順位をつけることが好ましいです。
開発者としては、優れている点のすべてアピールしないことになるため、なかなか踏み切れないのですが、 経営コンサルタントとして第三者が見ることで、 より客観的に自社製品が顧客から評価されているポイントを把握できました。
訴求ポイントの見直し・整理ができたあと、デザイナーにデザインを依頼しました。 ポイントが明確になれば、デザインに落とし込む作業はやりやすいです。 デザイン作業や費用のムダも発生しません。
販売促進戦略や訴求ポイントの見直しは経営コンサルタント。
実際にビジュアルにデザインで落とし込むデザイナー。
この得意分野による使い分けで、費用対効果の優れた販売促進ツールの制作が実現しました。